廃墟チックな別荘地ですが、2005年に本当に練炭自殺が行われた場所でもあります。
男女3人が集団自殺か 静岡・東伊豆町の別荘地
5日午後1時15分ごろ、静岡県東伊豆町片瀬の別荘地「天城ハイランド」に止められた乗用車の中で、男性1人、女性2人の計3人が死亡しているのを、通報を受けて駆け付けた下田署員が見つけた。車内に練炭1 件を燃やしたしちりんがあったことから、同署は集団自殺とみて調べている。 下田署によると、男性が運転席で、女性2人は後部座席で見つかった。3人のうち2人は免許証から、東京都目黒区の男性(52)、横浜市の女性(29)と判明。同署は残る女性の身元確認を急ぐとともに、3人の関係を調べている。 運転席のドア付近から「ご迷惑をかけました」などと男性が書いたとみられる遺書が発見された。しちりんは助手席の足元に置かれており、窓の一部やエアコンの送風口が粘着テープで目張りされていた。死因は一酸化炭素中毒とみられる。 乗用車は多摩ナンバーのレンタカー。4日夜からエンジンを掛けたまま、止められていたのを不審に思った付近の男性が110番したという。
2005/02/05 10:26 【共同通信】
それ以前にも、白田の人が首つり自殺をしたという噂がありました。
また、数年前に、別荘地内に永住されている高齢者の方がある日突然、神隠しにあってしまった事件がありました。地元をあげて消防団・警察をあわせて大規模な捜索を行いましたが、まったく見つからりませんでした。失踪した前日前まで、別荘地内を歩いているのを多くの人が目撃していました。本当に突然のことでした。
今でも行方不明です。見つかっていません。
やっぱり、何か霊を呼び寄せてしまうのではないでしょうか。
ちなみに、モリアオガエルの生息地のシラヌタの池は、テレビの心霊番組で何度も特集されて、霊がでると報道されています。朝鮮人捕虜が虐殺されたとのことです。
シラヌタの池は行ったことありますが、お墓や慰霊碑があるといった事実はありません。では、まったく根も葉もない噂話かというと、そうとも言えません。伊豆半島に中国人捕虜が連行されたことは事実です。特に、西伊豆の持越鉱山の近くには、中国人捕虜の大きな慰霊碑があります。このサイトによると、伊豆半島全体のあちこちに、強制連行・強制労働があり、大勢の方が無くなったとのことです。
このサイトによると、
1943年4月から1945年5月の間に38936名の中国大陸の人が日本に強制的に連行され、数十社の日本企業に強制労働させられた。
と記載されています。資料を参照すると、強制連行先は、東伊豆側の地名も挙がっています。従って、シラヌタの池での処刑の話は、まったく根も葉もないこととも言えないと思います。
別荘地自体の管理状態が悪く、廃墟チックな印象があるため、こういった噂が発生しやすいのだと思いますが、真偽を確定させるのは困難かと思います。地元の人にインタビューしたとしても、真偽はもう分からないでしょう。地元の汚点になるようなことは、もうあえてしゃべらないと思います。
現在、天城ハイランドに永住している人は、60〜70歳中心です。印象的には、「八ツ墓村」的な感じ、と言わざるをえません。「祟りじゃー」と言って、襲われそうな感じです。
それは冗談としても、まじめな話、10年後は心配です。別荘地内の人口がかなり減少するのではないでしょうか。ほんとうに人が居なくなってしまうのではないでしょうか。
よくあるケースとして、別荘地の住人が亡くなって、法的に子供が相続しても、山奥で東京から遠すぎる天城ハイランドには興味をなくして、放置され荒れて最後は崩れる家も多いのです。
この先どうなるのでしょうか。